道筋⑤【親が意識できること】必要なのは積み重ね

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かけがえのない子どもの育ちは
ひとりひとりのお母さんが
あたまとこころを整えた先にある。
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小児科医だけど、
お母さんがこころを整える
セルフエスコートをサポートをしている

こころの育ちエスコーター国末けいこです。

安心・安全というキーワードを中心に、
『学校に行かない子の道筋』を見ていきます。

前回

5つの時期を通して
お子さんに起こっていること

についてお伝えしました。

今回は、

親が意識できること

をお伝えしますね。

今までの道筋を読んで
いろいろな考えが浮かんできましたか?

もちろん

何も気づきがなくても
あまり考えれなくても

間違いではありません。

お母さんも
悩み、戸惑い、葛藤の最中であれば、


あたまとこころが混乱し
焦って答えをだそうとしても
スムーズには出てこないものです。

お子さんと同じように
ご自分のペースで
すすんでいかなければなりません。

焦らなくても大丈夫です。

そう、
自分を焦らせなくてもいいのです(^-^)

だけどそんな状態においても
親ができることはあるはずで、、

それはきっと
自分を焦らすことでも
お子さんを焦らすことでもない、

ですよね?

私も一生懸命
どうにかしようとする時期が
続きました。

どんなに頑張っても
どれだけいろいろやっても

結局何かが大きく
変わることはなかったんです(>_<)

その理由は、、

・子どもの課題である
・見えているものを問題と捉えていた

こんな感じでしょうか。。

安心安全をキーワードとして
お子さんを観察していくと

今の状態を把握できて

見えていなかったものが見えてきて


いろんなことがパズルのピースのように
はまっていきます。

そこから
【親が意識できること】を考えるとすると、

ポイントは3つです。

****

①安心・安全の確保
②こころのパワーを貯める
③子どものペースで

****

ひとつずつ見ていきましょう。

①安心・安全の確保

お子さんの安心・安全を
確保するために親が
できることはなんでしょうか。

お子さん自身はすでに、
自分でそれを考えて行動しています。

ここでは、
その過程を安心して
進んでもらうために
親ができることを
探っていきたいです。

それは進む道の環境整備です。

国末が考えたのは、「場所・時間・お金」です。

・安心して過ごせる安全な場所を整える。

・ひとりで考える時間を与える。邪魔しない。

・本人が必要としていることへの使うことのできるお金を準備しておく。

ですが、
100人の子どもがいれば
100の親子関係があって
100の環境があるので、

他の親子と同じことを
考えないで大丈夫。

あなただからできること。

あなたのご家庭だから準備してあげれること。

で、いいのです。

なので、
無理なことは無理だと
誠実にお子さんに伝えることも
親ができることだと理解してください。

②こころのパワーを貯める

お子さんがこころのパワーを
貯めることができるために
親ができることはなんでしょうか。

こちらも貯めるのはお子さんです。

それを踏まえて考えていきましょう(^-^)

【こころのパワー】とは、

道筋③でも説明したように
【自分は大丈夫という気持ち】
でもあります。

それを高めるためには、
たくさんの経験が必要。

お子さんが経験しようと
意欲が出てきたタイミングで

お子さんの活動範囲内で

****
できることをする
やりたいことをする
興味・関心のあることをする
****

この経験の積み重ねが
自分は大丈夫につながっていくのです。

お子さんの範囲外に無理やり
連れ出すことが続くと
お子さんはまたその前の状態に
戻ってしまいます。

時には少しの挑戦も
必要なこともあるのですが
絶対的に安心・安全な場所での
積み重ねが効果があるはずです。

親から見ると
それは小さな積み重ねに見えるので、
とてもとても、もどかしいのですが

③でお伝えするように
お子さんを信じて
お子さんのペースを
尊重してあげましょう。

③子どものペースで

最後に子どものペースを
乱さないようにするためには
何を意識することが必要でしょうか?

まずは、
自分と子どもは違うんだ
ということを知らなければなりません。

価値観も、思考も、
ことばや物事の定義、
生きてきた年数や時代、
興味・関心すべてが違う

とうことを

改めて意識していく必要があると思います。

さらには、
お子さんの課題は
ご自分の課題ではない、
ということも何度も繰り返し
確認が必要です。

それから、
コミュニケーションが
一方的であっては、
お子さんのペースを乱してしまいます。

そして
お子さんの言い分や要求には、
耳を傾け、気持ちを知ろうとする姿勢
も大切です。

それは
全ての要求を聞くということではない
ことも知っておく必要があります。

お子さんのペースで

心地よくすすむために

他にもいろいろ親が意識すること
ありそうですよね✨

実は、
ある程度自分のペースで
やれるというのは、
とても安心につながるのです。

誰かに強く引っ張られて、
とても早く走らなければならないとしたら、
それはとても怖いことですよね。

自分のペースで走ることほど、
安心で安全な状況はないはずです。

(馬に引っ張られたら恐怖でしかない^^;)

______________

いかがでしょうか。

さらにもっと大事なこと。。

お子さんと同じように
お母さんにも、

〈お母さんの安心・安全の確保〉
〈お母さんのこころのパワー〉
〈お母さんのペースで〉

は必要です。

お子さんをサポートするお母さんが
苦しい状況であっては
うまくいきませんよね。

だからこそ
互いを尊重し合える関係となるように、
時間をかけてじっくりと
すり合わせをしていただきたいなと思います。

完全な親である必要もないし、
完全な親はいません。

間違うこともあるし、
失敗と思うこともたくさんしていいのです。

重要なのは、
じゃあどうしたらいいのかを考え、
葛藤・模索し、チャレンジしていく姿を
みせてあげることです。

これまで書いてきたことすべてを
「しなきゃ!!」と思わないでくださいね。

あなた自身も
できるまでには時間が必要です。

「意識すること」の積み重ねが
「できる」になり、
【自分は大丈夫という気持ち】になる。

お母さんのペースで
【親が意識できること】を
ひとつひとつチャレンジしてみましょう。

大きくなくてもいい。

小さな変化が積み重なって
今までと違ったお母さんが
いつの間にか目の前にいる。

そんなお母さんをみて、
お子さんは勇気をもらえるはずです。

親子は【育ち合う】関係であることも
意識してほしいことです。

今日から何を意識しますか?

次回は、

親がしないように意識したいこと

です。

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お母さんがあたまとこころを整え
セルフエスコートを実践することが
お子さんの変化につながると考えています✨

こころの育ちエスコーター
国末けいこ

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